院長紹介
近藤 英樹(こんどう えいき)
救急科専門医
所属学会 日本救急医学会/日本在宅医学会/日本プライマリ・ケア連合学会
ごあいさつ
『自分らしく生きる』
抽象的な話かもしれませんが、人として生まれ、どのような人生を生きるのかを語る上で、自分が今どうしたいのか、己の気持ちに素直になり行動することは大事なことのように思います。年を取り身体が衰える中、いま出来ることが数日後には出来なくなるかもしれません。病気があればなおのことです。
現在、国の支援もあり各種制度を適切に利用することで病院と同じように質の高い医療を自宅でも提供できるようになってきました。しかし、提供できるものは同じでも人それぞれに生き方があり、背景があり、価値観も異なるはずです。自分らしく生きる上で何より大事なのは御本人の気持ちであり、それを日々支えてくれている御家族の気持ちです。
ぼくらの意見はその後ろにあり、医学的知識、根拠をもとに御本人、御家族の負担を減らすために一緒に考えることが私が出来ることです。気持ちが変化してもいいんです。医者と患者の関係でも詰まるところ人と人です。思うことがあれば話して下さい。出来る出来ないがあってもまた話して、その時点でのベストを探しましょう。
これが僕の考える訪問診療です。
『3人寄れば文殊の知恵』
抱え込まず、困ったことがあればいつでも相談して下さい。まだまだ未熟ではありますが、1人の人間、医師として、共に悩むことは出来るはずです。御本人、御家族が少しでも納得のいく人生を送れるよう、医療者側の一方的な考えではなく、患者さんファーストの考えで、引き続き診療を続けていこうと思っております。
『病気ではなく病人を治せ』
幼少期より父のこの言葉を聞いて育ちました。
私は1人で全てを出来る人間ではありません。今まで沢山の人に支えられて生きてきました。
人1人ができることには限界があります。
救急の現場ではチーム医療の大切さを学びました。在宅の現場ではより広い職種の方々との顔の見える関係性と連携が患者様の生活を支える上で重要であることも学びました。
患者様の心に寄り添う診療を目指し、地域の皆様に信頼していただけるよう全力で取り組みます。
略歴
1999年 立教高等学校卒業
2006年 東京医科大学卒業
2006年 東和病院
2008年 川崎市立川崎病院救急科
2014年 在宅療養支援クリニックかえでの風
2024年 近藤クリニック開設